七日関白(読み)なぬかかんぱく

世界大百科事典(旧版)内の七日関白の言及

【藤原道兼】より

…花山天皇に蔵人として仕えたが,986年(寛和2)父兼家の指図により,偽って天皇を内裏より東山花山寺に連れ出して出家させた。兼家の摂政就任後,連年官位を進めて右大臣に昇り,995年兄道隆の没後,待望の関白の座についたが,就任の奏慶後,わずか7日で没したので,〈七日関白〉と称された。世に粟田関白,町尻殿と号した。…

※「七日関白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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