《万宝鄙事記》(読み)ばんぽうひじき

世界大百科事典(旧版)内の《万宝鄙事記》の言及

【洗濯】より

…鬼にかどわかされた女たちで,生血のついた衣類を洗わされているところであった。江戸時代に入り1705年(宝永2),当時の家庭百科事典ともいわれる《万宝鄙事記(ばんぽうひじき)》を書いた貝原益軒は,〈衣服〉の項で洗濯のための種々の洗剤や,晒(さらし)方法,しみ抜き方法,防虫法などについて指導をしている。18世紀後半に描かれた《長崎日蘭貿易絵巻》にはオランダ人の洗濯所のようすが描かれており,彼ら職人のやり方は立ち洗いであり,洗濯法は叩き洗い,乾燥は天日干しであったことがわかる。…

※「《万宝鄙事記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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