世界大百科事典(旧版)内の万暦版大蔵経の言及
【大蔵経】より
…今も海印寺に板木を収蔵する再雕本の〈高麗大蔵経〉は,最良のテキストとして高く評価されている。南宋から明代にかけても各地で大蔵経の雕造が続いたが,明末に新しい形式の袋綴じ方冊本の〈万暦版大蔵経〉が出版された。【礪波 護】
[日本]
日本では中国の漢訳仏教を摂取したので,近代にいたるまで漢文の大蔵経を継承してきた。…
※「万暦版大蔵経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」