万木草堂(読み)ばんぼくそうどう

世界大百科事典(旧版)内の万木草堂の言及

【康有為】より

…1888年(光緒14),順天郷試受験のため入京,時の皇帝に政治制度の改革を要求する上書をおこなって政界に波紋を投じた。2年後,広州に万木草堂を開いて,欧米の学問をも盛りこんだ新しい教育内容により人材の育成をはかり,また今文経書こそ孔子の微言大義を伝えたもので,古文経書は前漢末の劉歆(りゆうきん)の偽作だと論断した《新学偽経考》14巻(1891)を出版して保守派の弾圧を招いた。続いて孔子を創教者になぞらえた《孔子改制考》21巻(1898)を著した。…

※「万木草堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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