丈部子春丸(読み)はせつかべのこはるまる

世界大百科事典(旧版)内の丈部子春丸の言及

【返り忠】より

…内応・内通と同義で,自軍の機密を敵に告げたり,敵を陣営内に導くこともこれに含まれる。古く《将門記》で乗馬の郎等にとりたてることを条件に平将門陣営の石井営所(いわいのえいしよ)に手引きをした丈部子春丸の例はこれにあたる。もっとも〈返忠〉の語自体,主君への忠義という観念が生まれる後世のものではあるが,古来合戦にさいしての裏切りは常であった。…

※「丈部子春丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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