《三代巻》(読み)さんだいまき

世界大百科事典(旧版)内の《三代巻》の言及

【木割】より

…一種の標準寸法,標準設計である。《愚子見記》(1682)に収録された《三代巻》は,奥書によれば1489年(延徳1)に,春巌昌椿,藤原吉定,藤原縄吉によって書かれたものだが,春巌昌椿を1人とみるか春巌・昌椿の2人とみるか,また近世に至って4回の筆写を経ているためどの程度当初の姿を伝えているかなど問題はあるが,最古の木割書として重要である。これに次ぐのは1608年(慶長13)完成の《匠明(しようめい)》で,平内(へいのうち)吉政・政信父子によって書かれた。…

※「《三代巻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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