三八式騎銃(読み)さんぱちしききじゅう

世界大百科事典(旧版)内の三八式騎銃の言及

【三八式歩兵銃】より

…しかし〈惨酷なる殺傷は人道的ならず,銃創は一時敵兵の戦闘力を奪えば足る〉が一般の世論であったという。騎兵,砲兵など歩兵以外には三八式小銃を短くした三八式騎銃が採用された。1935年ころには諸外国の小銃の口径が7~8mmとなったことに伴い,1939年(皇紀2599年)に口径を7.7mmとした九九式小銃が採用され,しだいに三八式小銃にかえられていったが,第2次大戦終戦まで全軍には行きわたらなかった。…

※「三八式騎銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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