世界大百科事典(旧版)内の三堂山瓦窯の言及
【瓦窯】より
…このような登窯は百済を経て日本へ伝えられたが,源流は中国に求められるものである。7世紀末,藤原宮造営に関係した瓦窯のうち,桜井市三堂山瓦窯で発掘した6基の窯のうち5基が有段の登窯で,1基は全長4.8mの平窯であった。また宮のすぐ南側にある日高瓦窯では,日乾煉瓦を積み上げて窯壁とした平窯で,煙道は奥壁下端から煉瓦積みのトンネルで窯外へ導かれている。…
※「三堂山瓦窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」