世界大百科事典(旧版)内の三彩釉の言及
【釉】より
…中国では,自然釉から工夫された灰釉が前1500年の殷代初期から施されはじめた。この灰釉を基礎として青磁釉,白磁釉,天目釉(黒釉),藍釉(瑠璃釉),紅釉(辰砂釉)などの高火度釉,鉛を溶媒剤(フラックス)に使って緑釉,褐釉,三彩釉,孔雀釉などの低火度釉が発明された。西アジアでは初めにガラスが開発され,素焼の土器にこのガラスを施して陶器をつくった。…
※「三彩釉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」