三次防(読み)さんじぼう

世界大百科事典(旧版)内の三次防の言及

【自衛隊】より

…二次防においては,旧式な装備品などの計画的更新,対空ミサイルの導入その他近代的精鋭装備の運用研究を行うこととし,陸上自衛官18万人,予備自衛官3万人,艦艇約230隻約14万トン,航空機約1000機,そのほか地対空ミサイル部隊4隊を整備することを目標とした。
[第3次防衛力整備計画(三次防)]
 1966年11月,国防会議および閣議決定。三次防は,1967年度から71年度までの5ヵ年を対象とする計画であり,日本が整備すべき防衛力は二次防と同様,日米安全保障体制を基調として,通常兵器による局地戦以下の侵略事態に対し,最も有効に対応しうる効率的なものを目標とした。…

【防衛関係費】より

…日本の予算のうち,自衛隊の武器などの軍事関係に使われる経費。1997年度の防衛関係費は4兆9475億円,それが一般会計歳出およびGNPに占める割合はそれぞれ6.4%,0.96%となっている。現在(1997年11月)の外国為替相場(1ドル=124円)で計算すると,この防衛関係費の規模は,アメリカの国防予算の約6分の1,イギリスの1.1倍,フランスの1.2倍,ドイツの1.5倍にあたる。過去5年間の増減をみれば,アメリカは8.7%減,イギリスやドイツは7%強の減,フランスでも3.2%減と,欧米主要国は軒並み国防費を減らしてきたのに,日本の防衛関係費は逆に6.6%の増加を記録している。…

※「三次防」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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