三段なぞ(読み)さんだんなぞ

世界大百科事典(旧版)内の三段なぞの言及

【謎】より

…宮廷人は中国渡来の字謎を和歌に応用したり(〈むべ山風を嵐といふらむ〉),古歌を踏まえたなぞなぞ合せ(《古今集》の〈世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵は今日の瀬となる〉に基づいて〈深きは浅き,浅きは深き〉と掛け〈飛鳥川〉と解く)に興じたりした。近世庶民の間では,〈破れ障子〉と掛けて〈冬のうぐいす〉と解く,心は〈はるを待つ〉といった三段なぞが流行し,文化期(1804‐18)には〈なぞとき坊主〉春雪(しゆんせつ)が頓智謎の興行によって評判をとった。〈かけてもかけても前へ進まないもの〉(〈椅子〉〈電話〉〈帽子〉〈なぞなぞ〉),〈新幹線と同じ速度で飛ぶ鳥〉(〈窓ガラス〉)など現代のなぞにも,日本人の駄じゃれ好みが生きている。…

※「三段なぞ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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