世界大百科事典(旧版)内の三重フーガの言及
【フーガ】より
… フーガは主題に対して5度および4度関係をとって模倣的に応答する書法をとり,主題に対して正確に5度および4度関係をとって模倣するものを〈真正応答〉,調的関係を維持するために,その音の一部を変えたものを〈守調的応答〉という。使用される主題の数に応じ,〈二重フーガ〉,〈三重フーガ〉などと呼ばれる。 音楽史においてフーガという用語が登場するのは14世紀初めに声楽形式としてであるが,必ずしも特定の書法を意味してはいない。…
※「三重フーガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」