世界大百科事典(旧版)内の上々田の言及
【石盛】より
…太閤検地段階ではまだ斗代はかなり多様で,1594年(文禄3)の島津分国検地では,同じ上田でも1石6斗代から1石代まで村によって4段階の差があり,屋敷地も1石3斗代と1石代との2種があった。同年の摂津国の検地でも,上田の斗代は村によって1石5斗から1石2斗まで幅があり,さらに上々田の位付けがあって最高1石8斗の石盛があった。おおむね街道筋とか商工業・サービス業などのかなり展開している町場的な村は斗代が高く,生産条件の悪い村の斗代が低い。…
※「上々田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」