世界大百科事典(旧版)内の上いかだの言及
【筏】より
…いかだの大きさにもよるが,およそ2~3人乗りで,それぞれ前からサキノリ(あるいはヘノリ,ハナノリともいう),ナカノリ,アトノリ(トモノリともいう)といい,サキノリは熟練者が当たった。川幅が広くなる中継地点を境に,上流を上いかだ,下流を下いかだともいい,下いかだは2~4列縦隊にもやう。河流の途中には,瀬や岩壁の難所があるところが多く,そこで命を落とすいかだ師も間々あり,そのいかだ師の名をつけた岩もある。…
※「上いかだ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」