上り簗(読み)のぼりやな

世界大百科事典(旧版)内の上り簗の言及

【やな(簗)】より

…小枝や細竹をびっしり並べた間の一部をあけて,そこに〈簀棚(すだな)〉を斜めに張って,泳いでくる魚をその簀の上に受けて捕らえる装置で,簀棚の代りに(うけ)をおくものを〈筌簗(うけやな)〉,袋網を設置するものを〈袋網簗〉という。また川の上流から下ってくる魚を捕るものを〈下り簗〉,産卵期などに遡上する魚を捕るものを〈上り簗〉という。この漁法はその川の魚を根こそぎ捕り尽くす恐れがあるので,魚族保護の立場からこの漁法を禁じているところも多い。…

※「上り簗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む