世界大百科事典(旧版)内の上江用水の言及
【板倉[町]】より
…古くから開発が進んだ地域で,《和名抄》に板倉郷の名がみえる。中心集落の針は近世に関田峠を越え野沢温泉に出る関田街道の要衝で,中江用水,上江用水によって開田が進められた頸南穀倉地帯の中核をなす。中心産業は稲作であるが,小規模経営の農家が多く,新井市,上越市などへの通勤者も多い。…
【清里[村]】より
…東頸城丘陵南西部と高田平野南東端の低地からなり,関川支流の櫛池川の谷と扇状地に集落が発達している。近世は大部分が天領で,1693年(元禄6)には上江用水が通じ扇状地面の水田化が進められた。稲作が唯一ともいえる村の産業である。…
※「上江用水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」