上灘川(読み)かみなだがわ

世界大百科事典(旧版)内の上灘川の言及

【双海[町]】より

…伊予灘に面した細長い町で,海岸には断層崖が迫り,南には四国山地の支脈の標高700~900m級の山が連なる。流路の短い多数の小河川が伊予灘に注ぐが,犬寄峠に源を発して西流する上灘川に沿って低地が開ける。同川河口の上灘ではかつて晒蠟(さらしろう)や炭の生産,養蚕が盛んであったが,現在は山地斜面を利用したかんきつ類の栽培が行われる。…

※「上灘川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」