上野国一宮(読み)こうずけのくにいちのみや

世界大百科事典(旧版)内の上野国一宮の言及

【貫前神社】より

…古名抜鋒(ぬきさき)また抜鉾(ぬきさき)と記すのも武神を示すものであろう。839年(承和6)従五位下,以後しだいに昇進し,880年(元慶4)従三位勲七等となり,延喜の制で名神大社,のち上野国一宮とされ,《上野国神名帳》に〈正一位抜鉾太神〉と記されている。上野国は武将の出入りがはげしかったが,藤原秀郷(ひでさと)が当社に治乱を祈願以降,源頼義・義家,新田義貞,脇屋義助,足利尊氏らが崇敬して種々の寄進をし,さらに北条,上杉,武田,織田,前田氏らも崇敬,社殿造営,神領寄進のことをし,戦乱の世にも古制による式年遷宮を行った。…

※「上野国一宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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