下総国戸籍(読み)しもうさのくにこせき

世界大百科事典(旧版)内の下総国戸籍の言及

【戸籍】より

…戸籍ではないが,皇親や僧尼の名籍もまた別に作成された。 現存する戸籍の最古のものは702年(大宝2)の美濃(御野)と筑前,豊前,豊後の西海道諸国の戸籍であるが,これら以外にも721年(養老5)の下総国戸籍,785年(延暦4)以後のものとみられる常陸国戸籍などが東大寺正倉院に遺存している。それらを通じて各戸記載の内容を列挙すれば,戸の等級・課不課の別,戸口の集計,戸主姓名,戸口姓名と戸主もしくは他の戸口との続柄,各人の官職・位階・年齢,年齢による区分呼称,身体障害・疾病についての残疾・廃疾・篤疾の別,戸ごとの受田額などであるが,各戸籍はそれぞれが依拠した造籍式の相違によってその記載様式を異にしており,上記の諸事項がすべてどの戸籍にも記されているわけではない。…

※「下総国戸籍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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