《不可分者による連続体の新幾何学》(読み)ふかぶんしゃによるれんぞくたいのしんきかがく

世界大百科事典(旧版)内の《不可分者による連続体の新幾何学》の言及

【カバリエリ】より

…それ以降,ミラノ,パルマなどの修道院に勤務するかたわら数学研究を深化させ,26年ガリレイの力添えによって,ついにボローニャ大学の数学教授のポストに就くに至り,終生その地位にあった。カバリエリは,なにより17世紀の微分積分学形成に大きな役割を果たした《不可分者による連続体の新幾何学》(1635)の著者として知られる。この中でカバリエリは,二つの図形の面積を比較するのに,それぞれの図形を構成する〈不可分者〉の比を対照させる考えを述べている。…

※「《不可分者による連続体の新幾何学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」