不可避的尿量(読み)ふかひてきにょうりょう

世界大百科事典(旧版)内の不可避的尿量の言及

【尿】より

…腎臓の最大尿濃縮力を前述の尿浸透圧濃度で表現すると,1400mOsm(血漿浸透圧の約4.5倍)であるが,ふつうのヒトは1日当り600~700mOsmの浸透圧的に有効な不要物質を排出しなければならないので,最低400~500mlの水の排出が絶対的に必要となる。この尿量を不可避的尿量(強制的尿量)obligatory urine volumeという。前述の乏尿の境界値はこの値と等しく,正常人でも水制限をしたときにはこの程度の尿量となる。…

※「不可避的尿量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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