不平衡型ケーブル(読み)ふへいこうがたけーぶる

世界大百科事典(旧版)内の不平衡型ケーブルの言及

【通信ケーブル】より

…通信ケーブルは電力ケーブルと異なり,取り扱うパワーはきわめて小さいが,その周波数範囲の広い点が特徴であって,金属ケーブルと光ファイバーケーブルとに大別することができる。
[金属ケーブル]
 金属導体を用いた通信ケーブルは従来から広く使用されており,構造的に,平衡型ケーブルと不平衡型ケーブルとに大別される。平衡型ケーブルは,構造的にも電気的にも対称な2本の導線から構成され,身近な例としては,電話の加入者ケーブルやテレビ受像用の平行線フィーダーなどがある。…

【ブリッジ回路】より

…4個の節点とそれらのすべてを直接結ぶ6本の枝とからなる電気回路。回路が十文字に交差して,橋をかけたようになることから名付けられた。図のa,b,cはすべて同じ回路であるが,習慣上目的によって描き分けられている。aは測定用ブリッジ回路で,A,B,C,DのインピーダンスをそれぞれZA,ZB,ZC,ZDとすると,ZAZCZBZDのとき検出器Fの電流が0となることから,未知インピーダンス(例えばZD)が求められる。…

※「不平衡型ケーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」