不斉自己触媒反応

共同通信ニュース用語解説 「不斉自己触媒反応」の解説

不斉自己触媒反応

鏡に映したような二つの異なる形が存在する分子のうち、片方だけが化学反応を手助けする触媒として自身を使い増幅する化学反応。分子には右手と左手のように重ならない性質「キラリティー」があり、右手型と左手型では性質に大きな違いがある。不斉自己触媒反応は、最初は二つの量の差がわずかでも、自身を触媒に反応を繰り返して増幅。最終的に99・99%を片方だけが占めるようになる。生物のアミノ酸やDNAには片方に偏る性質「ホモキラリティー」があり、生命の本質に関わる仕組みとされる。

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