デジタル大辞泉
「白熱電球」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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はくねつ‐でんきゅう‥デンキウ【白熱電球】
- 〘 名詞 〙 真空状態、あるいは適当な気体を封入して、ガラス球内のフィラメントに電流を通じ、熱放射に伴って発する光を利用する電球。〔大増補改版新らしい言葉の字引(1925)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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白熱電球
はくねつでんきゅう
incandescent lamp
ガラス管球内に入れた高抵抗線に電流を流し,ジュール熱によって高温となり放射する光を利用するもの。抵抗線としてはタングステンが用いられ,その蒸発を防ぐためアルゴンおよび窒素ガスが管内に約 0.7気圧封入されている。 T.エジソンが木綿糸からつくった炭素線を用いて,初めて電球の実用化に成功 (1879) した。その後,日本産の竹 (マダケの稈の繊維束) が炭素線の材料として大量に用いられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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はくねつでんきゅう【白熱電球】
ガラス球内のフィラメント(抵抗体)に電流を通して発光させる電球。1879年にアメリカのトーマス・エジソンが実用化させ、照明用電気器具の主流となった。暖かみのある光に特徴があるが、蛍光灯に比べて電力消費が多く、寿命も短い。◇「白熱灯」ともいう。
出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の白熱電球の言及
【照明】より
…また,建築物における自然光の利用法については〈[採光]〉の項目で述べられている。
[光源の変遷]
現在実用されている光源は白熱[電球],[放電灯]および[蛍光灯]である。電灯の最初はアーク灯で,1808年H.デービーによって発明されたが,まぶしいのと,炭素蒸気を出して空気を汚すので,もっぱら街路灯に使用された。…
【スワン】より
…化学関係の商売をするかたわら,炭素印刷法の開発や写真乾板の開発を行い,1879年に印画紙を発明した。また電気技術に関しても,1845年に白金‐イリジウム合金の白熱線を見たことが契機となって,とくに白熱電球の開発に努力した。60年までには炭化紙片のフィラメントを使用した電球を製作したが,排気不十分のためにあまりにも短寿命で失敗。…
【電球】より
…白熱電球ともいう(図)。1879年にアメリカのエジソン,ほぼ同じころイギリスのスワンJ.W.Swanによって発明され,今日の電灯照明時代の開幕となった。…
※「白熱電球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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