不法行為地法主義(読み)ふほうこういちほうしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の不法行為地法主義の言及

【不法行為】より

…このように,当事者の国籍・住所,事故や災害・損害の発生地などが外国にかかわる渉外性をもつ場合の責任問題は,いったい何を基準として解決されるのであろうか。
[不法行為地法主義]
 各国でひろく認められている解決方法は,その事故や災害の発生地の法律を基準とする方法で,日本の現行法もそうなっている。不法行為地法主義といわれる立場である(法例111項)。…

※「不法行為地法主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android