世界大百科事典(旧版)内の不連続堤の言及
【堤防】より
…ただし最近では,越流堤によりはんらんさせる土地を周囲堤によって囲み,洪水時のみ遊水させ,被害を極力おさえるようにしている(図1)。 以上のように,昔の堤防はおおむね局部的に洪水被害を防止する目的でつくられたもので,不連続の堤防(不連続堤)が多かったが,時代とともに平地部の開発が進み土地利用が高まるにつれて,これらの不連続堤がつなげられて,河川に沿って連続堤がつくられるようになった。 明治時代になると,当時大洪水が頻発したこともあって,河川ごとに一定の改修計画が立てられた。…
※「不連続堤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」