世界大百科事典(旧版)内の《与猶堂全書》の言及
【丁若鏞】より
…500余巻にのぼる彼の著作は,康津での18年間の流配期と,その後の晩年に完成したものである。文集《与猶堂全書》は,〈修己〉のための六経四書の注釈と,〈経世〉のための一表二書(《経世遺表》《牧民心書》《欽々新書》)とからなる。〈自撰墓誌銘〉のなかで前者を〈本〉とし,後者を〈末〉として,本末を備えたと書いている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」