世界大百科事典(旧版)内の世俗カンタータの言及
【カンタータ】より
…バロック時代の声楽形式で,一つの物語を構成する歌詞がアリア,レチタティーボ,重唱,合唱などからなる多楽章形式に作曲されている点から,小型のオペラまたはオラトリオともいえる。J.S.バッハによって,今日では教会礼拝用音楽としての教会カンタータが有名であるが,バロック時代を通じての標準的で一般的なカンタータは世俗カンタータであった。バッハの教会カンタータは教会曲Kirchenstückともよばれた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」