《世俗立要集》(読み)せぞくりつようしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《世俗立要集》の言及

【料理書】より

…【田中 静一】
[日本]
 日本料理は中世後期にほぼ形が整い,近世において高度な発達を見るが,これと対応関係にある料理書についていえば,近世以前,近世前期,近世後期に分けて考えられる。 現存する最も古い料理書は,食膳や食事作法の有職故実について記した《厨事類記(ちゆうじるいき)》もしくは《世俗立要集(せぞくりつようしゆう)》で,ともに鎌倉末期の成立とみられるが,全貌を知りえない。室町期に入ると,将軍などの御成の際に供される本膳形式の料理との関連で,《四条流庖丁書》《武家調味故実》《庖丁聞書(ききがき)》のほか,《大草家料理書》《大草殿より相伝之聞書》といった料理技術を記した料理書が,四条流,大草流,進士流といった庖丁流派の成立に伴って出現する。…

※「《世俗立要集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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