世界大百科事典(旧版)内の世田谷区公会堂の言及
【折板構造】より
…建築構造の中に,折板構造という新しいことばを生み出した記念すべき建物は1958年のユネスコ本部(パリ)であった。日本においても,1950年代後半から鉄筋コンクリート折板構造が建てられるようになってきているが,その端緒を切り開いた建物は,愛媛県の今治市公会堂(1958)と東京都の世田谷区公会堂(1959)である。円筒シェルを並列に並べた波板シェルは,(1)の折板構造と同じ構造システムといえる。…
※「世田谷区公会堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」