世界起源神話(読み)せかいきげんしんわ

世界大百科事典(旧版)内の世界起源神話の言及

【創世神話】より

…つまり原初において事物が創始され,秩序が設定されたことを語り,むしろ特定の神格の波乱万丈の生涯を語ることに主眼のある〈神々の神話〉ないし英雄神話と対照をなしている。世界起源神話は大きく分けて創造型と進化型とがあり,前者は創造神がなんらかの方法で世界を創造したという形式であって,これには創造神が単独で創造する形式,高神が1人あるいはそれ以上の協力者の助力を得て創造する形式とがある。進化型とは,創造神の介入なしに,ある種の原初の物質や胚素から宇宙が自発的に発達したという形式であって,これには,単一の原初物質,あるいは胚素から世界が発達したとするもの,二つ以上の,多くの場合人格化された自然諸力が作用しあうことによって宇宙が発達したとするもの,さらに人間の形をした,あるいは動物の形をした原古の存在,あるいはその身体の諸部分から宇宙が発生したとするもの,がある。…

※「世界起源神話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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