世界大百科事典(旧版)内の《世話料理鱸庖丁》の言及
【韓人漢文手管始】より
…64年4月7日夜,大坂で通辞鈴木伝蔵が,使節の崔天悰(さいてんそう)を殺し,斬首の処刑を受けた。この一件を初めに歌舞伎化したのは並木正三で,67年(明和4)2月大坂嵐雛助座(角の芝居)で《世話料理鱸庖丁(すずきぼうちよう)》を上演。史実に近かったため2日間で中止を命ぜられ,ただちに奥州藤原の世界に改めた《今織蝦夷錦》を上演した。…
※「《世話料理鱸庖丁》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」