《世論と群集》(読み)よろんとぐんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《世論と群集》の言及

【タルド】より

…この間,社会の実在性をめぐって当時の社会学界の大御所デュルケームらと論争した。1900年,コレージュ・ド・フランスの哲学教授としてパリに招かれ,01年《世論と群集》を刊行した。これはル・ボンの群集心理学を批判して,〈群集〉に対して〈公衆〉概念を提出し,公衆の時代におけるジャーナリズムの意義を確認した好著である。…

※「《世論と群集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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