両価性(読み)りょうかせい

世界大百科事典(旧版)内の両価性の言及

【アンビバレンス】より

…同一の対象に対して相反する感情,とくに愛と憎しみが同時に存在している状態。両価性と訳される。このような状態を精神分裂病のおもな症状と考えたブロイラーの造語で,S.フロイトが借用し,必ずしも病的でない,さまざまな現象の説明に用いた。…

※「両価性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」