世界大百科事典(旧版)内の中医方の言及
【薬用植物】より
…薬用植物は古くは新鮮なもの1種類をそのままか,またはつき砕いて得た汁,あるいは煎液を内服もしくは外用したり,ものによっては薫蒸して蒸気を吸い込むか,または浴びるなどしたものであろう。そのうちに2種類以上を混合して,薬効を増強し,1種類を多量に用いることによる好ましからざる副作用を少なくする方向へと発展し,そこで体系づけられたのが漢方や中医方などである。東南アジア各地をはじめ発展途上国にみられる伝統医療はこの系列に属する。…
※「中医方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」