中央労働共同体(読み)ちゅうおうろうどうきょうどうたい

世界大百科事典(旧版)内の中央労働共同体の言及

【シュティンネス】より

…祖父の興した同族会社を継承・発展させて,炭鉄業を中心としたドイツ最大のコンツェルン(シュティンネス・コンツェルン)を作り,〈ルールの王〉と呼ばれた。ドイツ革命にさいして,自由労組議長レギーンとともに中央労働共同体Zentralarbeitsgemeinschaftを設立し,革命の克服に努力した。ワイマール共和国初期の政財界に巨大な影響力を及ぼし,ルール占領に始まる1923年の共和国の危機にさいして独裁計画を練ったが,失敗した。…

※「中央労働共同体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android