中央山(読み)ちゅうおうさん

世界大百科事典(旧版)内の中央山の言及

【父島列島】より

…全域が東京都小笠原支庁小笠原村に属する。母島列島,聟島(むこじま)列島と合わせて南北約200kmにわたって連なる海底山脈の頂部が,海上に現れて島となったもので,山脈のふもとは水深3000mの海底であるが,列島中の最高点の父島の中央山の標高は319mにすぎない。3列島とも第三紀初期に海底で噴火した安山岩類の枕状溶岩と,同じ時代の凝灰岩層とからなる単純な地質構造をもつが,隆起と沈降を繰り返した結果,海岸線は屈曲に富み,父島の二見港,巽(たつみ)湾,兄島の滝の浦湾などの奥深い湾入や,父島の八瀬浜,金石浜,初寝浦の砂浜が,岬の突出した磯や海食崖と対照的な景観をみせる。…

※「中央山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android