中央銀行預入れ率(読み)ちゅうおうぎんこうあずけいれりつ

世界大百科事典(旧版)内の中央銀行預入れ率の言及

【支払準備率】より

…銀行が預金残高に対して,日々の支払請求に応じるためにもっている支払準備(現金通貨,中央銀行預け金等)の比率。もっとも,最近では,準備預金制度のもとで市中金融機関は預金等の債務の一定割合相当額を通常無利子で中央銀行に預入れする義務を負っているが,その預入れ率のことを指す場合が多い。中央銀行は支払準備率を政策的に変動させることにより,金融機関の支払準備を直接的に増減させ,これを通じてその信用創造機能をコントロールすることができる。…

※「中央銀行預入れ率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android