世界大百科事典(旧版)内の中小漁業の言及
【沖合漁業】より
…ただし,いか釣りには遠洋漁業と指定されてはいないが,オーストラリア,ニュージーランド,あるいはカナダ沿岸に出漁する実質的には遠洋漁業の性格をもったものも含まれるので統計上の取扱いに注意を要する。 沖合漁業の概念が若干明確さを欠くこともあって,漁業経済統計では経営体の保持総トン数が10~1000トンを中小漁業と区分するが,これがほぼ沖合漁業にあたる。経営体数は全漁業経営体数の5%程度と少ないが,増加の傾向にある。…
※「中小漁業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」