世界大百科事典(旧版)内の中層遊泳性魚類の言及
【深海魚】より
…これは太陽光がかなり到達する上部漸深海帯で,体色の真っ黒なワニトカゲギス・ホテイエソ類のような待状せ型の魚食性深海魚から身を守るための一つの適応と考えられる。 下部漸深海帯の中層遊泳性魚類で代表的なのは,チョウチンアンコウ類,カブトウオ類,フクロウナギ類,フウセンウナギ類などである。いずれも眼が退化的で,発光器も餌を誘うためのものと考えられるもの以外はもたない。…
※「中層遊泳性魚類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」