中山直守(読み)なかやまなおもり

世界大百科事典(旧版)内の中山直守の言及

【中山勘解由】より

…江戸幕府の旗本。諱(いみな)は直守(なおもり)。1683年(天和3)正月に火付改加役(ひつけあらためかやく)(後の火付盗賊改)を拝命,江戸市中に横行していた火付,盗賊や〈男伊達(おとこだて)〉の取締りにらつ腕を振るった。捜査には〈目明し(めあかし)〉を活用,また拷問等による峻厳な吟味をもって〈鬼勘解由〉と恐れられ,伝説的な逸話が多い。〈海老責(えびぜめ)〉を考案したとも伝えられる。86年(貞享3)9月には男伊達200余人を追捕してこれを一掃,同年12月大目付に進んだ。…

※「中山直守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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