世界大百科事典(旧版)内の中庭型住居の言及
【住居】より
…各住居は中庭を中心にして周囲に居室が配置され,このような矩形の住居を単位として街区(ハーラ)が形成され,またハーラの集合が都市となる。中庭型住居は,古くは初期ローマやヘレニズム期に特徴的に見られたものであり,やがて中東をはじめ地中海地域に受け継がれた。しかし中庭型住居が中東に広まったことには,同地域特有の自然条件によるところが大きい。…
※「中庭型住居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」