《中心の喪失》(読み)ちゅうしんのそうしつ

世界大百科事典(旧版)内の《中心の喪失》の言及

【ゼードルマイヤー】より

…美術品を同時代の精神的風土と密接に関連させて解釈しようとするウィーン学派直系の研究者であるにもかかわらず,彼は美術品を直観的に把握し同時にその固有の構造を分析的にとらえて芸術家の精神に迫ろうとする心理主義的立場をとる。主要著書に,近代芸術が自滅に向かっているとする《中心の喪失》(1948。邦訳1965)がある。…

※「《中心の喪失》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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