中心乳糜腔(読み)ちゅうしんにゅうびこう

世界大百科事典(旧版)内の中心乳糜腔の言及

【絨毛】より

…腸絨毛または柔突起ともいう。脊椎動物の小腸の粘膜が腸の内腔に向かって多数指状の高まりになって突出した細胞集団。ヒトではその高さは0.2~1.2mmであって,十二指腸において最も密生しており,回腸の終りに向かってその密度が減る。肉眼では観察しがたいが,虫眼鏡でよく見ることができる。絨毛の数は1人の人間で400万に達するといわれる。絨毛は小腸の吸収面を広くするためのものである。その存在によって小腸の吸収面はこれがまったくないと仮定した場合の数倍の広さになっている。…

※「中心乳糜腔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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