中新聞(読み)ちゅうしんぶん

世界大百科事典(旧版)内の中新聞の言及

【大新聞・小新聞】より

…そして自由民権運動の衰退とともに,政治色の強い大新聞は読者から見放されたため,85年ころから報道重視,平易な文章といった小新聞色をとり入れ始める。一方,小新聞は,それ以前から平易な論説や政治報道といった大新聞色をとり入れながら成長しており,大新聞,小新聞が接近した〈中新聞〉が大都市の新聞界で台頭する。政治状況の安定化,庶民への教育の普及や所得の上昇,平準化も中新聞の読者層拡大を促進した。…

※「中新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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