中毒性ショック死(読み)ちゅうどくせいしょっくし

世界大百科事典(旧版)内の中毒性ショック死の言及

【ショック】より

…過敏症ショック死はジフテリア血清や破傷風血清を2度目に注射された際や,ペニシリンなどの抗生物質,局所麻酔剤,ピリン系などの解熱鎮痛剤を注射されたり,服用した際や,ハチなどに刺された際などにショックを起こして死亡するもので,薬物によるショック死は薬物ショック死ともいわれる。中毒性ショック死は薬・毒物による中毒の際や,ジフテリアや破傷風に感染したり,敗血症の場合の細菌毒素による中毒の際や,マムシ,ハブなどの毒ヘビにかまれた際にみられるショック死である。 その他のショック死としては外傷性ショック死,麻酔ショック死,手術ショック死,分娩ショック死,火傷ショック死といわれるものなどがある。…

※「中毒性ショック死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」