中緯度気団(読み)ちゅういどきだん

世界大百科事典(旧版)内の中緯度気団の言及

【気団】より

…東南アジアとアフリカの上ギニア地方のモンスーン域も,その特殊性によりモンスーン気団(MA)と区別されている。 第2次世界大戦後,高層大気の循環の様相が明らかになるにつれて,新しい大気像に合わせるためにフィンランドの気象学者パルメンErik Palménは中緯度の上空に,熱帯気団と寒帯気団の間に中緯度気団を定義した。これは上空にのみ定義されていて,南に向かって下降すると熱帯気団の一部になり,熱帯気団が北に進んで上空に昇ると中緯度気団に変わるという考え方である。…

※「中緯度気団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android