世界大百科事典(旧版)内の中都路の言及
【河北[省]】より
…したがって,宋では本省の南半部を領有していたわけで,これを河北路といっていたが,やがて契丹の北方から女真族が起こって金国を立て,12世紀の初めには宋の勢力を完全に華北から駆逐した。金では今の北京に都を移して中都(のち大都といった)と名付け,本省の地域を中都路と称した。 元は中国を統一すると,金のあとを受けて都を今の北京において全中国の行政中心とし,本省の地域は大都路といって中書省の直轄とした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」