中間台木(読み)ちゅうかんだいき

世界大百科事典(旧版)内の中間台木の言及

【接木】より

…経済性を失った品種を新品種に変えるために,すでに成木になっている旧品種の太枝に新品種を接木することもある。これは〈高接〉と呼ばれ,この場合の旧品種は中間台木と呼ばれる。
[接木の活着と親和性]
 台木と接穂の形成層が切断面でぴったり接着すると,形成層近くの柔細胞が分裂を開始して互いに癒着し,やがてその一部から新しい通導組織が分化して台木から接穂へと養水分が供給され,接穂が生育を開始する(これを活着という)。…

※「中間台木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」