主後見(読み)おもこうけん

世界大百科事典(旧版)内の主後見の言及

【後見】より

…通常,能は2人,狂言は1人だが,習い物などの重い演目では能は3人,狂言は2人になることがある。2人以上のときは,主要なほうを主後見(おもこうけん)という。不測の事態,たとえば演者が絶句したときに詞章をつけるのは後見の役目であり,極端な例としては演者が演能中に発病もしくは故障を生じたとき,後見が即座に代わって演能を続行することになっている。…

※「主後見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android